興味がわくコンタクト

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体力や表面的な野球技術の強化だけでなく、眼と脳と身体のコーディネーション、視覚と技術の融合などをメインテーマの一つと捉えて練習を重ねている。
こうした取り組みをしているチームが、多くの強豪がシノギを削る高校野球の世界で成果を上げ、実際に甲子園の舞台を沸かせた現実が、スポーツはもとより、新しい日本社会の潮流を象徴している気がします。その上で意識と行動をプラスに向けていく、その大切な核心をN高校は実践していたのです。
近代的な生活は、私たちが考える以上に「眼にストレスを与える」場面の連続です。それは単なる眼の使いすぎ、眼の疲れにとどまらず、眼の機能を混乱させたり、破壊する側面もふくんでいます。
10代の若者の「立体視の衰え」が目立っています。そうした視覚の変化は、眼だけにとどまらず、神経や精神、肉体的機能のバランスさえ崩しかねません。
それほど現代は、眼にとって過酷な状況が渦巻いているのです。そういう毎日の中で、「眼にやさしい」眼の使い方、できるだけ簡単にできる眼のリラクゼーション方法を紹介しましょう。

眼の球を1秒ピッチで上下に動かします。このとき顔は正面にまっすぐ向け、眼球の動きにつられて顔や顎が動かないよう気をつけましょう。
1、2、3と、約15回程度繰り返し、眼は適度に動かすほうが楽になります。ときどき眼球を動かして外眼筋の緊張や凝りをほぐしましょう。
これはいわば眼のジョギング、眼のストレッチングです。次は眼の球を左右に動かします。
と同様に1秒ピッチで約15回。顔は動かさないように。
メトロノームが用意できたら、音に合わせてやってください。次は斜めに動かします。
右斜め上から左斜め下に15回。つづいて左斜め上から右斜め下にします、15回。
これも、できるだけ顔を動かさず、眼球の動きだけでやるよう心がけましょう。首や肩の力を抜き、リラックスしておこなうことが大切です。
つい息を詰めてしまう人がいるかもしれません。最後に眼球をゆっくり大きく回します。
右回りで10回、左回りで10回。大きな紙に直径約1メートルの円を描き、時計と同じ要領で1から12までの数字を書き入れ、またそこに立ちます。
視線を円の中心に向けます。次に視線を数字の1に移します。

きちんと見えたら、中心にもどします。約1秒ピッチで、順に2、中心、3、中心、4…と繰り返します。
12まで行ったら、逆回りで1までもどりましょう。1周したら、逆回りで同様におこなうきちんと息を吐き、ゆったりと呼吸しながら繰り返しましょう。
回数は少なくてもかまいません。これをやるのにわずか2〜3分です。
毎日、習慣づけて繰り返せば、眼球の動きがかなり楽になるでしょう。方向によって、やりにくい動きがあるかもしれません。
このトレーニングを繰り返すことで改善されるでしょう。輻湊と開散の繰り返しで、外眼筋をゆるめさせて見つめたあと、3メートル先の目標物に視点を移します。
すぐピントは合いましたか?これを何度か繰り返します。しっかりピントを合わせて見たあと、また手前の親指に視点をもどします。
遠くを見て近くを意識する、近くを見て遠くを意識する。これを励行することで、視野の広さができ、外眼筋が柔軟になります。
これも眼のリラクゼーションにつながります。どちらか得意、不得意があるかもしれません。
視点を移動したとき、すぐにピントが合わない方向があったら、そちらのほうを意識して、何度か繰り返してみましょう。外眼筋が刺激され、やがてスムーズにできるようになるでしょう。

いまも静かなブームになっている「3Dアート」は、両眼の使い方によって最初は見えない絵や文字が見えてくるものです。これが実は、両眼の開散や輻湊を利用したものなのです。
意識して眼を寄せたり広げたりする使い方は普段あまりしないと思います。3Dアートを利用して両眼の動きを刺激することは、凝り固まってしまいがちな眼球を柔軟にするうえで効果があります。
同じ絵で、寄り眼で見た場合と絵の向こう側に焦点を合わせた場合、ふたつの見え方をします。一方は新たに見えてくる絵や文字が浮かびあがって見え、他方はそれが奥に引っ込んで見えます。
どこにも眼の焦点を合わせず、眼をダラーッとさせるだけでもリラックスできます。仕事の休憩時間やふっと息を抜くタイミングで習慣にすると、眼も身体もグッと楽になります。
視線はボーッと中空のどこかをさまよう。眼だけでなく、手足もダラリと投げ出し、全身脱力して行うとより効果的です。
電車の中で酔っぱらいが眠りこけている、あの感じです。パソコンを使いつづけたり、デスクワークが主体の人は、ときどき遠くをボーッと見ましょう。

窓の外を見る、あるいは戸外に出て空を見る、遠くの風景をぼんやりと眺めましょう。いくらやっても立体になって見えない人もいます。
寄り眼(輻湊)はできるが、眼を開いて見るほう(開散)ができない。あるいはその逆という人もいるでしょう。
その結果から自分の両眼視の傾向を知ることができます。厄介なのは、どちらも立体で見えない人です。
浮かびあがって絵や文字が見えた経験がないと、いったい何を言っているのかサッパリわからないのも仕方ありません。それはまさに理屈では理解できない世界です。
けれど、1度でも体感すると、まさに眼からウロコが落ちる……、それまで実感したことのない両眼視、立体視の感覚によって、理屈抜きに新しい身体の感覚がジワジワと湧きあがってくることでしょう。ものの見方、感じ方に新しい展開が起こるはずです。
なんとか先入観をとりさって試行錯誤をくり返して、1度その感覚を味わってください。最近の生活では、眼を可動範囲いっぱいまで動かす機会がほとんどありません。
眼に思い切り背伸びをさせることで、眼の緊張がほぐれ、楽になります。疲れたとき大きく背伸びをすることがあると思います。
そのとき、眼球もいっしょに背伸びをさせましょう。椅子に座ったままでもかまいません。
背を後ろに反らし、両手を上に伸ばして「うわつ」と声を上げ、眼球もいっしょに上に思い切り向けるのです。黒眼が上のまぶたに少し隠れるくらいに。

姿勢をもどしたら、次は顔を左にゆっくり回し、眼球をできるだけ左後方に向けます。眼の動きに引かれて、首の筋肉も気持ちよく伸びるでしょう。
息を静かに吐きながらやればなおスムーズです。これ以上首が回らないところまで行ったら、息を静かに吸いながらゆっくり顔を正面にもどします。
首だけでなく、眼球も左にしっかりストレッチされて、緊張がほぐれます。同じ要領で、右側もやりましょう。
これを2〜3回繰り返します。両手を合わせ、何秒間かこすり合わせてください。
手のひらが暖かく感じたら、少し手のひらに丸みを作り、手のひらで眼を包み込むような感のために「見る機能」を損ねているメガネもあります。フレームの軽さばかりを追求するあまり、レンズを入れたときに重心が前に偏り、メガネのズレがひどくなったり、少し走っただけで鼻の上でメガネが踊るものがあります。
メガネがズレたり踊れば、落ち着いて見ることに支障が出るのは当然です。

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